大学の非常勤講師として働()く昼間吉人()(31)(岡山天音)は、妊娠中の姉()から甥()っ子・幸太(10)を押し付けられ、預かることに。しかし間もなく、幸太が失踪。吉人はどうにか幸太を探し出すと、現実に絶望し、意味ありげに()「ここじゃないどっかに行きたい」という幸太に共感()。二人の関係は深まり、共に吉人の専門である悲観主義(ぺシミズム)を突き詰めていく。“人生を悲観しつつも、どこか楽し()い”不思議な共同生()活を送()る二人。やがて、それぞれに()と()って最悪の悲劇が起こる。
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